ペットとの別れ=飼い主4割、心身不調に
動物向け保険を扱うアイペット損害保険(東京)は5日、ペットと別れた飼い主の42.6%が体や心の不調を感じたとの調査結果を発表した。別れが事故死や行方不明など、死因が老衰のケースを除けば、63.2%とさらに高くなった。
ペットを失った喪失感で飼い主が心身の不調を訴える「ペットロス」。アイペット損保は「周囲の支援が重要」(広報担当)と話している。
複数回答で聞いたペットロスの症状は「突然悲しくなり、涙が止まらない」(63.5%)や「疲労感や虚脱感、めまい」(37.2%)が上位。悲しみを癒やすには「新しいペットを迎える」(32.7%)や「経験者と悲しみを共有する」(22.7%)との回答が多かった。
調査は7月にインターネットで実施。犬猫飼育経験者544人が回答した。
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