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犬が飼い主の前を歩いて困っている人に。犬に後ろを歩かせる(リーダーウォーク)方法。

散歩

ある程度のしつけが出来た上でならば、犬の散歩の仕方に正解なんて無いんじゃないかと私は思います。

3匹いる我が家の犬達。年長の橋蔵は、リードを引っ張らない程度に私の3歩前を歩き、たまに心配そうに後ろを振り返ります。
もちろん人や車が通る所では私がコントロールをして、後ろを歩かせます。

真ん中のウメは、普段は大人しく従順ですが、散歩の時は私がコントロールをしていないとリードを引っ張って前を歩いてしまいます。
最年少のマツは、散歩の序盤は引っ張ろうとしますが、甘えん坊なので、途中から私を気にして横を歩いています。

犬にも性格が色々あって、基本的な注意点を心得た上ならば、それぞれの方法で散歩を楽しめれば良いのでは無いかなと思うわけです。

犬の散歩の仕方

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犬も色々で、教えなくても飼い主の後を歩く子もいれば、「僕が先頭だい」と前を歩こうとする犬もいます。

リードを引っ張って前を歩く犬は、大抵は飼い主を先導していて自分がリーダーだと勘違いしていたり、飼い主を守ろうという気持ちから前を歩いていることが多く、
実はこの時、犬は結構不安な気持ちでいることが多いです。だって、自分が先頭で前には誰もいないのですから。

通行人に吠えたり、他の犬に吠えたりするのも犬が先頭でいる場合が多いです。
また、こうした犬はいわゆるアルファシンドロームかもしれません。この場合は、他のしつけにも影響してくるので、飼い主のコントロールが必要でしょう。

でも大丈夫です。飼い主が、きちんと愛犬を自分の後ろで歩かせたいと思っているのならば、コントロールはそれほど難しい事ではありません。

■ 散歩中に気をつけたい事

  • スマホに夢中になって犬を忘れている
  • リードを引っ張りすぎて犬の喉を痛める
  • 危険を予測して犬の安全を守る
  • 犬に気を使い過ぎず、毅然とした態度で歩く
  • 犬が散歩に集中できるコース選び
犬の散歩で大切な事は、犬の安全を守るという事です。前を引っ張って歩いていて、人を噛んだり、自転車にぶつかったり、犬の安全とは、犬を危険から守る事だけではありません。

犬が人に危害を加えることだってあるのです。そうなれば損害賠償を請求されることもありますし、犬が殺処分なんてことだってあるのです。

散歩の仕方も大切ですが、散歩のコースも大切です。犬にとって安心で安全な楽しい散歩になるかどうかは飼い主次第なのです。

リーダーウォークの方法

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犬がリードを引っ張って前を歩いてしまうのは、リードの持ち方で直ります。
飼い主が犬をコントロール(リーダーウォーク)するには、リード(リール式でない方が良いです)を右手に巻きつけ、左手でコントロールします(イラスト左側参照)。
この時、右手と左手の間のリードがピンと張らないように、少し緩ませておきます。
犬が左側の少し後ろを歩くようにコントロールします。

左手から犬の首輪(ハーネス)までのリードもピンと張らないように気をつけます。

飼い主が歩き、犬が前に行こうとしたら、散歩を中断し、止まります。
犬の位置を戻して(ツケのしつけ)(この時、横についた褒美でおやつを上げても良いです。)、また歩きます。犬の思い通りに散歩は出来ない。散歩は飼い主に主導権があることを教えます。

犬が前に出ようとした時に「駄目」と言ったり、左足を犬の前に出して(蹴らないように注意)前を塞ぐのも効果的です。

前を歩き慣れた犬にとっては、まったく焦れったい散歩になるかもしれませんが、犬が飼い主を信頼して、身を任せて散歩をするようになれば、犬の幸福度は更に増します。

根気強く、毅然とした態度で犬の前を歩くようにしましょう。きっと飼い主にとっても散歩をすることへの精神的負担が減るはずです。

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