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犬一匹だけでは可哀想?多頭飼いを考えている方への注意点と素晴らしき世界。

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我が家には現在3匹の犬がいます。
なんとも賑やかで楽しい暮らしです。深夜にリビングを除くと3匹川の字になって眠っているのを見ると癒やされます。

2匹目を飼ったきっかけは、生まれたばかりの子犬の里親募集を見たことです。
5匹生まれたチワワとミニチュアダックスのMIX。綺麗なブラウンのワンコを希望しましたが、既に里親が決まってしまっていて、最後に残った子が今うちにいる子です。

先住犬の橋蔵は、トイプードルですので、やんちゃで遊び好き。
それでいて犬見知り。散歩へ行っても中々ワンコの友達が出来ません。

彼にも友達がいれば良いだろうな。一緒に遊んでくれれば。

そんな気持ちが里親になる動機でした。

犬は自分を人間だと思っている

1頭飼いされている犬の多くは、自分を人間だと思っているようです。
飼い主の愛情も、その犬だけに注がれる訳ですから、よりワガママになり、自分がリーダー(アルファシンドローム)だと勘違いしてしまいがちです。

犬の方が飼い主より偉い? 気をつけて!アルファシンドローム

ですが多頭飼いをすることで、犬同士、犬の社会を学び、また飼い主の態度も少し変わる事から、より犬らしく良い子になることが多いようです。

先住犬は、新しい仲間が増える事で最初はそれをストレスに感じます。
最初は中々近寄らなくても、大体3週間程で新しい仲間にも慣れ、隣で眠るようになります。

多頭飼いの注意点:相性

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犬を飼う方法は、ペットショップやブリーダーから購入する、もしくわ保護犬や知人の家で生まれた子犬の里親になる等色々方法があります。
生後2~3ケ月のワンコを迎え入れるのならば、然程問題が無いのですが、成犬の里親になる場合は注意が必要です。

それは相性です。

犬も我々人間と同じように、やはり合う人合わない人(合う犬、合わない犬)がいるのです。
成犬を迎える場合は、事前に先住のワンコを連れて(2~3度合わせるのが良いです)行き、愛称を伺いましょう。

互いの尻尾の臭いを嗅ぎ合うようならば問題はありません。吠えたり牙を剥くようならば諦めた方がいいかもしれませんね。
無理に相性の悪いワンコを迎え入れてしまえば、先住犬のストレスになるだけです。

多当飼いで大切な事は、先住犬中心に考える事です。

多頭飼いの注意点:先住犬を中心に

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犬の世界は完全な縦社会です。
つまり何匹犬を飼おうが一番古くから我が家にいる先住犬がボスなのです。
この序列を崩してはいけません。

犬同士遊ぶ事もあれば喧嘩する事もあります。
基本的には犬の事は犬に任せろというのが私の考えですが、例えば犬同士が喧嘩して、それを叱る時は理由が何であれ、新参の犬を叱ります。

何をするにも先住犬を優先します。褒める時、餌をあげる時、散歩のリードを付ける順番、おやつを与える時、すべてです。

多頭飼いの注意点:時間と経済的負担

犬が増えると言うことは、それだけ世話に掛かる時間も増えるということです。
トイレシーツを交換する回数も増えるでしょうし、散歩の労力も大変です。そして掛かる費用も倍になります。

日々の暮らしにかかる、餌代・トイレのシーツ代等は倍になってもそれほどの負担にはならないかもしれませんが、
病院でのワクチン代やフィラリア予防等。トリミング代もかかる訳です。
それらを考慮した上で飼いましょう。

多頭飼いの注意点:病気と性別

仔犬を風邪をひいた(ケンネルコフ)状態で引き渡すペットショップがあります。
普通ならば完治してから引き渡しなのですが、こうしたケースもあります。
先住犬はワクチン摂取済みである事が大切です。
また新しいワンコが風邪を引いているかもしれない事(拡散防止)を考慮して、最初は散歩は控えた方が良いです。

先住犬と新しいワンコの性別が違う場合は交尾をして子供が生まれてしまうかもしれません。
繁殖させる予定がないのであれば、どちらか避妊手術の必要もあります。

メモ

犬に囲まれて暮らすのは楽しく、幸せな時間を過ごせます。
ですが、新しい仲間が加わる事は、犬にとってストレスになります。やがては、それが彼らにとっても良いものになるでしょうが、逆にずっと重荷になってしまうこともあります。
飼い主次第で、愛犬達の幸福度は変わってきます。これは何頭飼おうが同じ事ですが、多当飼いならば、その責任も大きくなる事は忘れないでおきたいですね。

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