犬の散歩中飼い主がリードを放して事故。飼い主に1284万円支払い判決。

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昔はリードを付けずに散歩している人が多かったのですが、最近はあまり見かけなくなりました。
それでも私が住む神奈川の住宅街では、一人だけリードをつけずに散歩している方がいます。
その飼い主と犬は、この辺りでは賢い犬として有名なのですが、世の中には犬の嫌いな人もいますし、また愛犬を守るという観点から見てもリード無しは考えられません。


さて、大阪で散歩中のミニチュアダックスフントが他の犬を見て、走り出した時に、飼い主がリードを放してしまい、ジョギング中の男性が走ってきた犬を避けようとした際に転び、側溝に落ちて右手首を骨折してしまうという事故があったそうです。

被害者の男性は6日間の入院、10か月の通院の後、手首の可動域が狭まる後遺症が残り、事故から1年半の後、飼い主の女性に3948万円の支払いを求める裁判を起こしました。
更に1年半後、大阪地裁は女性に対し過失責任を認め、被害者男性へ1284万円の支払いを命じる判決を下したそうです。

散歩中に犬が興奮して走りだすことはあるかもしれませんし、飼い主がリードを放してしまうという事も珍しいことではないかもしれませんが、その結果、人が怪我をして(もしかして誰かが死ぬことも)、多額の賠償金を払うことになれば、悔やんでも悔やみきれないですね。
この飼い主は60代の女性だそうですが、その後はすっかりふさぎ込んでしまったようです。

私たちにも起こりうる事故なだけに、日ごろのしつけや散歩コースの見直し等、考える事はありそうです。

出典:NEWSポストセブン

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