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お手とおかわり。コミュニケーションの第一歩

しつけ

犬へのしつけとは、飼い主との主従関係を教える上で大切なことと言えます。
犬の社会は、縦社会です。飼い主が、犬の主であることを、教えることで、愛犬は飼い主の元で安心して暮らすことが出来るのです。

しつけは、犬を守る上でかかせない事です。
なによりも、犬とのコミュニケーションに欠かせません。多くのしつけをされた犬ほど、コミュニケーション能力が高いとも言えるのではないでしょうか。

お手の教え方

しつけの中では実用性が無いのですが、一般的なコミュニケーション方法であり、またお手の仕草は、犬が母親に甘えたりする仕草のひとつなので、教えやすいのです。
しつけを教える。褒められる。それは犬の喜びでもあります。

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1:まずは、落ち着かせて目の前に座らせます。立った状態でも可。
しつけは、犬が落ち着いて集中していられる状態の時が良いです。
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2:飼い主の右手で、愛犬の左手を手に取ります。同時に「お手」と言います。
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3:褒美のおやつ(ジャーキーやポーロなどを小さくしたもの)をあげて「いいこ」等と言いながら撫でて褒めてあげます。
「あれ、お手の仕草をすれば褒められる上におやつまでもらえるぞ、なんてラッキー!」
そんな風に思ってもらえれば成功です。
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2と3の行動を数回やっていると、手を出し、「お手」と言うだけでお手をするようになります。
「お手」と言った時に、犬は考える時があります「あれ、これ手を出したら褒められるのかな?」と。
しつけの練習の時は、かならず覚える途中で犬は考える時がありますので、手を差し出して犬が無反応でも少し待ちましょう。
それでも手を出して無反応ならば、また手を握ってお手の仕草をさせます。2~3の繰返しです。
基本お手は犬の左手(飼い主に右手) おかわりは犬の右手(飼い主の左手)ですが、どちらの手でも構いません。
余談ですが、うちの犬達には「おかわり」は教えていません。
犬によって、しつけにかかる時間は違います。犬の集中できる時間は5分程度なので、それを過ぎるならば、また次の機会にしましょう。
時間が経ってもトレーニングしたことは忘れていないものです。

冒頭にも書きましたが、犬にしつけを教える事は、犬の危険回避に役立ちます。
また、犬との楽しい暮らしの中でも、コミュニケーションとして役に立つでしょう。

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