この時期盛んなノミの活動と犬の関係

病気/怪我

昔は、犬や猫はノミがいるのが当たり前なイメージでしたね。
犬は外で飼うし、猫も自由に外にでかけていて、そんな住宅環境がノミの繁殖を手助けしていました。

今では、都心の住居はマンション中心になり、室内犬が圧倒的に多くなり、薬やシャンプー等の普及によりノミの寄生は減っていると思います。

でもノミと犬はセットです。どんなに部屋を綺麗にしていても、駆除薬やシャンプーをしていても寄生は100%防げないんです。

■ノミの活動時期

ノミは気温18℃~27℃、湿度75~85%の環境を好み、梅雨の前後から活発に発生・繁殖します。
ノミの好む環境下に産卵直前のメスノミが10匹いると、1カ月後には成虫が2,000匹、卵9000個以上、幼虫10数万匹に増えると言われています。
冬になり、気温13℃以下になると活動しませんが、冬も寄生、吸血、産卵を繰り返すこともあります。

うちの犬はノミがいる?

お尻のあたりの毛をかきわけて地肌を見てみてください。黒いフンが見つかればノミがいる証拠です。

日頃から愛犬を撫でてあげる時に、一緒に地肌も見てあげるといいですね。

犬に寄生するネコノミは体長1~3mm、褐色で体が縦に平たく、6本脚を持っています。大きいゴマみたいな感じですが、逃げ足が速いので手で取るのは難しいです。

ノミが寄生するとどうなるの?

ノミによって引き起こす症状は、アレルギー性皮膚炎/下痢や体重減少/大量寄生・吸血による貧血/毛づやの消失/刺激やかゆみによるストレス/掻き傷による化膿性皮膚炎等

ノミは、体面に寄生し、皮膚病を起こします。痒がっていたり、痒みのためにひっかいたりかんだりして皮膚炎を起こし皮膚が荒れていたりするのを見たら駆除が必要です。

痒みはストレスになり、犬は痒い部分の毛を毟り取ってしまって禿げてしまうこともあるので注意してください。

ノミの予防と駆除方法

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100%予防するのは実は難しいです。なぜならば犬の散歩コースは、他の犬も遠るノミ街道だからです。

草むら等にも多くいますから、気になる方は出来るだけ近づけない方がいいです。

駆除方法

ノミは、犬の体面だけでなく、部屋の中にもいます。

犬についたノミはフロントライン等の駆除薬で駆除可能ですが、新しく寄生するノミは防げません。

また、ペットショップやホームセンターなどで売られているノミ駆除薬やシャンプーは医薬部外品ですので、それほど強力ではありませんが、ある程度は駆除できると思います。
ノミは湿気の多い場所を好みます。犬小屋の中のクッション等、掃除も、こまめにするように心掛けてあげると良いです。

犬を退避させてバルサンとかという手もありますが、あまり現実的な方法ではありませんね。

我が家では犬小屋が部屋の隅に3つ置いてあるのですが、ノミ取りホイホイを一応置いてあります。

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