愛犬を亡くした悲しみを乗り切る方法と、それからの生き方。

コラム

犬は、裏切る事無く、あなたを愛し続けます。

貴方の為に待ち、喜び、時には悲しむ。それが愛犬にとっての幸せです。

そんな愛犬を失ったら、それは心に大きな穴を開け、あなたを悲しませることでしょう。

このサイトの名前どおり、犬は四本脚のワンダフルな相棒だったのです。
そんな悲しみを乗り切るにはどうしたら良いのでしょう。

悲しみを乗り切る為に、無理して忘れる事はありませんよ。
沢山の楽しい思い出があるのですから、大切に大切に心にしまっておきましょう。

愛犬を亡くした悲しみを乗り切る方法と、それからの生き方。

愛犬を失った悲しみ(ペットロス)から立ち直る

■ 寿命を知る

飼い主にとって、愛犬には出来るだけ長生きをして欲しいものです。
ですが、犬や猫って人間よりも寿命が短いのです。

小型犬ならば13~15歳くらいが寿命と言われています。
もしかしたら、それ以上早くに亡くなってしまう子もいるかもしれません。

ですが生き物ならば、必ず訪れるのが死です。それを理解する事が大切です。

愛犬の最後まで、あなたが健康でいられたことが、愛犬にとっての幸せです。
あなたが先に他界してしまうよりも、それが犬にとっての幸いでもあるのです。

たとえそれが不慮の事故であったとしても、それが寿命だったのだと諦めるしかありません。

■ 悲しみを吐き出す

愛犬を失った悲しみは、愛犬家ならば誰にでも共感できるものです。

そうした、あなたの悲しみを理解することの出来る人に、悲しみや思い出話を聞いてもらいましょう。
今ならばTwitter等のSNSでも多くの愛犬家とコミュニケーションをとることが可能です。
日頃から多くの愛犬家をフォローしておくのもひとつの手です。

愛犬との思い出を綴ったブログ等を始めるのも良いかもしれません。

逆に、あなたの悲しみを理解できない人(犬を飼っていない等)に話すのは逆効果です。

■ 思い出を残す

悲しみを乗り越えるのと、忘れるのは違うことです。

愛犬が残していった遺品を整理して、思い出を残しましょう。
それは、あなたが生きた証でもあるのです。

遺骨や歯や爪等をカプセルに入れてネックレスにしている人等はとても多いです。
遺骨カプセル一覧

■ あなたは悪くない

愛犬を失った時、悲しみと同時に後悔が押し寄せます。

「あの時、こうしていれば愛犬はもっと長生きしたはず」

そんな事はありませんよ。むしろ、そんな気持ちを抱いてくれたことに、今頃あなたの愛犬は天国で尻尾を振っているはずです。

人はそれぞれ、自分の置かれた限られた環境の中で暮らしていきます。
その貴方の人生の一部として愛犬は存在していたのです。それで十分幸せだったはずです。

感謝の気持ち

愛犬を失った悲しみが癒えるまでには、人によって時間が違います。
1ケ月か半年か1年か。あなたの歩幅でゆっくりと進んで行けば良いのです。

ですが、ここまで書いた事を振り返ると、愛犬に対してこんな気持ちが沸き上がってきませんか?

「ありがとう。」

そうです。あなたの愛犬は、あなたに多くの楽しい時間・癒やし、喜びを与え、時には苦痛も与えたかもしれません。
全てがあなたの為にした事です。
その多くの思い出に感謝しましょう。ありがとうありがとうありがとう。そう言ってあげましょう。

愛犬があなたに与えてくれたもの

愛犬を失い、多くの感情が湧いてきます。出会いから別れまで、沢山の喜び、そして今、悲しみと対峙している事でしょう。
それら全ては、愛犬が与えてくれた感情です。

愛犬を失った悲しみから立ち直る事までを含めて、愛犬が与えてくれた人生なのです。

愛犬がいなくなれば、ライフスタイルも変わります。でも大丈夫!あなたの心の中では、いつまでもあの子が尻尾を振っていますから。

新しい人生を歩きだしましょう!新しい相棒を迎える事だって悪くありません。

あなたが前を向いて歩きだすことが、あの子の幸せでもあるのです。

愛犬が旅立った後に感じるぬくもり

愛犬が旅立ち、一通り天国へ見送ると、今までの暮らしに寄り添ってくれていた最愛の相棒がいません。
ですが、悲しみと同時に、なんだか温かいものを感じることが出来るはずです。
ソファーに座っている時、いつも傍らにいた愛犬の存在。
道を歩いているときに左側にいたはずの愛犬。
そうです。目には見えませんが、いつまでもいつまでも貴方の事を見守っていてくれているのです。
愛犬と貴方の関係は永遠です。悲しむ事も大切かもしれませんが、旅立った愛犬のぬくもりを感じるようにしてみましょう。
時には寂しくもなりますが、日々心穏やかに、そして前向きに生きていくことが出来るでしょう。

愛犬は虹の橋で駆け回っています

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最後に虹の橋という詩を紹介します。いつかまた会えるその日まで。

虹の橋とは、飼っていたペットを亡くした人々のあいだで語られている、比喩的な場所、または神話的な場所のことである。また、この場所をうたった散文詩のことである。

虹の橋

天国の、ほんの少し手前には、
「虹の橋」と呼ばれる楽園があるのです。
この世であなたにとても愛されたあの子は、お別れを迎えると
虹の橋へと向かいます。

虹の橋の、緑の草原と丘の上。
あの子は思いきり駆け回り、友達と一緒に遊びころげています。
美味しいご飯も、新鮮なお水も、温かい日差しもいっぱいあります。
みんな、とっても気持ちよくて、いつもご機嫌です。

病気をしていた子も、歳をとった子も
虹の橋では、元気いっぱいの姿に戻って
傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。
あなたの心にある、あの一番輝いていたあの子が
そこには居るのです。

あの子達はみんな、満ち足りた気持ちで、
幸せに暮らしているのだけれど
ただ、一つだけ….

離ればなれになってしまったあなたのこと
それだけが気がかり…

それは、いつものようにみんなで遊んでいた日のことでした。
ふいに、ある子が立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳は、キラキラと輝き、その体は、嬉しさに震えています。
突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。
早く、早く、急げ、急げ。

あなたの姿を見つけたのです。

虹の橋で再会した、あなたと愛するあの子。
その胸に固く抱きしめれば、
もう二度と、離ればなれになることはありません。

懐かしいキスが、あなたの顔に降り注ぎ
あなたは、あの頃と同じように、優しく頭をなでながら
あの子の瞳を見つめ返すのです。
あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。
お別れしたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることの無かった
愛しいその瞳を。

そして、あなたは愛する子と手をつないで
天国への門をくぐるのです…。

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  1. 匿名

    新年明けて、飼っていた子が21日早朝5時に13歳で亡くなってしまいました。シーズーの男の子でパンチと言います。とても賢い子でした。人が来たら喜んで、帰る時には「もう帰るの」って言わんばかり吠えてました。小さな子が苦手でしたが何されても怒らず…って言っても我慢も限界があったんでしょうね、たまに「う〜〜っ」と言う時もありましたが噛む事もしませんでした。三年前、長男夫婦と同居する事になったのですが、お嫁さんが犬アレルギーで
    一緒におれなく、しぶしぶ私の実家で2年間預かってもらいました。やっと別所帯になり、散々寂し思いさせてた子と一緒に元の生活にもどれて一年で亡くしてしまいました。
    虹の橋をよんでそうなら良かったと思います。そうであってほしいと願います。

    病気が見つかった時は手遅れでした。

    • ワンバディ管理人

      最後の一年は、大好きな場所で旅立つ事が出来てよかったですね。
      パンチくん きっと天国で尻尾振っていることだと思います。

  2. 匿名

    私の犬はゴールデンです。今最期の時がくると医者に言われ、自宅でゆっくりと過ごさせていますもう足も動けない状態ですが、家族を探して側に来ようとします。安楽死も考えましたが、痛みがないようであれば自分が好きだった家で最期を迎えさせたいです。様々な思いが一杯有りすぎて言葉になりませんが、がんはもう治らないどうか安らかに眠るようにと思って祈っています。

  3. 匿名

    2/28に愛犬が突然逝ってしまいました。
    朝は元気だったのに…まだ日が浅くあれもこれもしてあげたかったと後悔ばかり、そして自分を責め続けています。
    そんな私もいつか立ち直れる日が来るのか…
    虹の橋で走り回れていると信じて行きます。
    お互い乗り越えましょう。

  4. 匿名

    今月8日に、十五才10ヶ月で、トイプードルをなくしました❗最後まで、いい子で、半日寝たきりに、なり、朝、いつも、起きる七時に、亡くなりました❗
    辛くて、寂しくて‼でも、あの子には、感謝だけ!ありがとう❗ありがとう❗ママの子になってくれて!
    今は、ただ、時間をもて余して、休みが、怖いです❗
    ネネ

  5. ワンバディ管理人

    今まで当たり前のように側にいてくれた愛犬がいなくなると、家の中が静かで、世話もすることがなくなるので時間をもて余してしまいますね。 家もなんだか広く感じてしまいます。
    思い出の品や古い写真を整理したりも良い供養になるかと思います。
    皆様の四本足の友達が虹の橋でしっぽを振って見守ってくれていますように。

  6. 匿名

    5月3日、16歳と半年で可愛い可愛いダックスの我が子が天国へ旅立ちました。前日今まで何の問題もなかった心臓が心室細動になり、病院へ駆けこみ、なんとか命はとりとめましたが、その夜から最後身体が動かなくなり必死で息をしている状態の中、朝を迎えました。
    私の髪を乾かすドライヤーの音を聴いて尻尾を振っていました。
    駆け寄ってなでて私が喜ぶと精一杯また振ってくれました。
    今でも涙が出ます、最後に私に色々なことを伝えてくれたのだと思っています。
    悲しくて悲しくて仕方ありませんが、ショコラが天国まで迷わず行けて、まためぐり会えること、ショコラが悔いなく精一杯生きたと思ってくれたらと願うばかりです。
    永遠に愛しています。

    • ワンバディ管理人

      ショコラちゃん最後まで大好きなあなたに愛情を伝えたかったのですね。
      ありがとうの意味もあったかもしれませんね。
      悲しくてしばらくは忘れられないと思いますが、今頃きっと楽しく虹の橋で走っていることと思います。
      コメントありがとうございます。

  7. 匿名

    管理人さん、ショコラの飼主です。
    お優しいコメントありがとうございました。
    救われます。

  8. 匿名

    今年の3月と昨日、同じ病気でヨーキー2匹を亡くしました。10歳と9歳でした。
    2匹目は、抜いても抜いても胸水が溜まり、身の置き所がない状態が続いたので、悩んだ末、お薬を使い、楽にしてもらいました。
    2匹には「いつまでも忘れないよ」と「私の所に来てくれてありがとう」と伝えました。

    今は淋しくて悲しくて、心がちぎれそうですが、いつかまた逢える、その時まで、私も一生懸命生きて行こうと思います。

    • ワンバディ管理人

      ヨーキーちゃんの飼い主様
      おつかれさまでした。大きな決断でしたね。
      しかも立て続けに愛犬を失ったとのこと、ご心中、察するに余りあります。
      しばらくは悲しみが抜けないかと思いますが、悲しみも楽しかった思い出も飼い主と愛犬達との財産であり、涙も笑顔も亡くなったヨーキーちゃん達への供養となるかと思います。
      今頃は、虹の橋でしっぽを振って走り回ってあなたを見ていることと思います。
      コメントありがとうございました。

  9. 匿名

    管理人さん、暖かいコメント、ありがとうございます。
    そうですね。きっと、苦しさもなく二人で走り回っている事と願います。

  10. 匿名

    会いたくて、会いたくて。17歳と50日愛するファンタに会いたくて。涙が枯れなくて、溢れてきてばかりで、在宅が辛くて。
    涙を我慢しようとしても、1人で居ると溢れて来ます。
    最後の時、息が苦しくて、もういいよと言った自分を悔い、あの時、まだ居てって言えば居てくれたのかな、とか。
    皆は大往生だと、励ましてくれますが、その分思い出が多過ぎて苦しい。
    でも、あの最後の3日は、ありがとう、もういいよ、しんどいなぁ
    をずっと話しかけていました。
    腸が弱く、アレルギーで好きな物をたべられない人生でした。
    今は、きっと、好きなもの沢山たべていますよね。

    • ワンバディ管理人

      ファンタちゃんの飼い主様
      愛情がある程、大切な愛犬を失った時の後悔の念に駆られるのかもしれないですね。
      そんな悔しい気持を持ってくれた飼い主の元で旅立ったファンタちゃんは幸せだったのではと思います。

      きっと近い将来、ファンタちゃんの事を思い出す時に涙ではなく、楽しかった事や、可笑しかった事で思い出し笑いが出来る時が来ます。
      その時はファンタちゃんも虹の橋でしっぽを振って走り回っていると思います。
      コメントありがとうございました。

  11. 匿名

    管理人さん、温かいコメントをありがとうございます。
    まだあの日から20日。自然に笑って話せるよう、そんな日が来る日を信じていこうと思います。
    まだまだ涙しかありませんが、少し気持ちが楽になりました。

  12. 匿名

    5歳になったばかりのポメラニアンでした。私の不注意で命を落とす事になり、後悔と悲しみが止まりません。寂しくて寂しくて。これから、もっともっと幸せにしてあげたかった、可愛がってあげたかったと。虹の橋の事を読んで、幸せに過ごしてくれてるのであるなら、良かったと思います、