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部屋の隅は犬の毛でごっそり。おすすめ抜け毛対策と掃除法

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トイプードル等一部の人気の犬種は換毛(抜け毛)がないことから、飼いやすいとされています。
でも換毛期(毛の生え変わり)のあるダブルコートの犬種(チワワやダックスなど)は換毛期だけでなく日頃から抜け毛が多いのが特徴です。

犬と生活を共にしている上で避けることができず、人間にとってときに悩みのタネになってしまうのが愛する犬の抜け毛問題です。
そもそも抜け毛そのものを防ぐための対策はあるのかという点を筆頭に、抜け毛対策や掃除法をまとめ、有効な方法をご紹介します。

部屋の隅は犬の毛でごっそり。おすすめ抜け毛対策と掃除法

抜け毛を放置するのは犬にとっても危険

忙しいとつい疎かになってしまう部屋の掃除ですが、犬の抜け毛をそのままの状態で放置しておくと、人間の体だけではなく犬の健康も害してしまう恐れがあります。
抜け落ちた毛が再び犬の体に絡まってしまうと、毛玉を生み出してしまう可能性が高くなりますし、炎症を始めとする皮膚のトラブルに巻き込まれる心配も出てくるのです。

抜け毛にはノミやダニが溜まってしまいますから、もちろん人体にも有害で、特に小さなお子さんのいる家庭は清潔な環境を保たなければなりません。
これから紹介する掃除法や抜け毛対策をしっかりと行い、トラブルを未然に防止しましょう。

抜け毛をできる限り減らすための対策

犬にもサイクルがある以上、抜け毛を完全に無くすということは不可能ですが、抜け毛の量を減らしてコントロールすることならできます。
そして、抜け毛の量を減らすためにできる唯一とも言える対処法が、ブラッシングやシャンプー、そしてトリミング等によって行うメンテナンスです。

普段からこまめにブラッシングしてあげれば、予期せぬタイミングで抜け毛が出ることを減らせますし、一定の量の抜け毛をまとめて除去することができます。
特にシャンプーは重要で、抜け毛そのものを減らすという以外にも、部屋の中に悪臭がこもりにくくなるというメリットもあります。
毛の量が多かったり、毛が長かったりする犬種を飼っているという場合には、小まめにトリミングしてもらうことが極めて有効な対策に繋がるのです。

抜け毛を掃除する際の基本

抜け毛を掃除する際の基本となるのは、掃除を怠るのではなく、必要だと感じるよりも前にしっかりと掃除して抜け毛を除去するということに尽きます。
部屋のどこかに落ちた抜け毛が風に乗って移動してしまい、気が付くと掃除の手が届きにくい部屋の隅に集まってしまうということもありますから、早めの対処を心がけましょう。

掃除の際には箒(ほうき)を使っているという方も少なからずおられますが、実は抜け毛の掃除に対して箒は適していません
箒を使うと空中に向かって抜け毛が舞い上がってしまいますから、取り切ることができずにいつまでも掃除を終えられなくなってしまうためです。
掃除の際は掃除機や少し湿らせた雑巾を使うことが基本であり、隅から中心へ、高いところから低いところへ向かって進めていくことを意識してください

抜け毛の掃除に使いたい便利グッズ

抜け毛の掃除の際に絶対的な存在感を放つのがいわゆる「コロコロ」ですから、持っていないという場合には100円ショップなどで購入しておくと良いでしょう。
コロコロは床のタイプとは無関係に使用できますから、どんな部屋でも使えますし、粘着剤がしっかりと抜け毛を掴むため、逃すことがありません。

素手ではなく軍手を用意することもおすすめで、カーペットの掃除にはゴム手袋が、その他の場所には一般的な手袋が向いています。
隙間などの細い場所に抜け毛が入り込んでしまったら、ハケを使った掃除が有効になりますから、使わなくなった歯ブラシや筆を利用して掃除をしましょう

抜け毛を長く放置していると、床にこびりついて取れなくなってしまうこともありますが、こういったケースでは定規を使えば安全に汚れをそぎ落とすことができます。

部屋の隅など取りにくい場所に抜け毛が溜まってしまったら

部屋の隅に抜け毛が溜まってしまった場合には、掃除機の先端に細かいノズルを付けて吸い取るという掃除法や、粘着テープを使った掃除法が正攻法になります。
それでもどうしても抜け毛を取り切ることが難しいという場合には、一度空気を吹きかけて抜け毛を浮かしてから掃除機をかけるという方法も有効です。

しかし、こういった掃除法を選ぶ場合には、誤って抜け毛を吸い込まないようにマスクを着け、犬は一度部屋から退出させておくといった準備が必要になります。
それ以外の工夫としては、家具の配置について考え直し、なるべく隙間を作らないようにレイアウトしたり、簡単に移動させられる家具に交換したりという対策も効果的です。

最後に、カーペットの奥に侵入してしまった抜け毛の掃除には塩を利用すると便利です。
掃除をしたい箇所に塩を撒いてから掃除機をかけると、手では掻き出すことのできない抜け毛を塩が巻き込んでくれるため、簡単に抜け毛を吸い上げることができます。
塩を使って掃除を行えば、カーペットの奥に潜んでいるダニも一緒に除去できますから、衛生面での効果もさらに高めて掃除をすることが可能です。

塩の代わりに重曹でも大丈夫です。重曹なら撒いた後、数分おいてから掃除機で吸い込むことで、消臭効果も期待できます。

犬が塩を舐めてしまわないように、しっかりと掃除機で吸い込みましょう。

毛の抜けない犬のブラッシングに注意

最後に毛の抜けない犬に関しての注意です。
毛が抜けないトイプードル等は、換毛期が無い為、抜けた毛は生え変わりません。
つまりコーム等で強くブラッシングしてしまうと、毛がゴッソリ抜けてしまい、段々と薄毛になってしまうのです。
意外に飼い主さんは知らないようですので、ご注意を。

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