広がるペットの忌引休暇制度。

コラム

ペットは家族。そう思っている方は多いです。
特に犬は、日本の家庭で小型犬が普及してからは、よりその傾向が強くなっています。
これは犬の役割が番犬(外犬)から家族の一員(内犬)へと変わっているのも影響しているかもしれません。

我が家にも小型犬が3匹いますが、家族以上に家族なのです。

そんな大切な家族を亡くしたら、当然何も手に付かなくなりますし、現実問題として火葬もしなければなりませんし、仕事どころではなくなります。

犬を飼っていない人が「犬ごときで仕事を休むなんて」といった事を言うのであれば、時代遅れも甚だしいものですね。

ペットの忌引休暇制度を導入している企業は増えている

2000年を超えたあたりから、ペットの忌引休暇制度を導入している企業は少しずつ増えています。
大抵はペット関連企業だったのですが、ペット保険会社のアイペットが2016年に導入してからは、一般企業にもその動きが出てきています。

例えば通販大手のAMAZON。
AMAZONの採用情報によりますと、

「自己または家族(ペットを含む)の私傷病、看護など、その他自己または家族のために休むことをやむを得ない場合に取得できる『パーソナル休暇』(有給)などがあります」

と記載されています。

愛犬家としては、自己または家族(ペットを含む)の記載が嬉しいですね。

企業によっては、慶弔金が出される会社もあるそうです。
また、死亡時以外にもペット休暇なんて有給制度を設けている企業もあるそうで、今後こうしたペットとの共生社会実現に向けて制度の充実化を願うところです。

ペットの忌引休暇制度に期待すること

日本はペット大国になっています。(とはいっても飼育率はアメリカの半分以下ですが)
中でも住宅事情などから小動物が多い事から、家族としての意識がより高いのではと思います。

犬や猫だけでなく、鳥やフェレット・うさぎ等もこうしたペットの忌引休暇制度の対象としている企業もあります。

海外等では、ペットを飼っているだけで、手当や有給がついたり、国によってはペットと一緒にオフィスに行ける会社もあるそうですから、進んでいますね。
住宅事情や交通事情も違うので、海外と同じには出来ないでしょうが、ペットとの共生社会の為に何ができるか議論することは、「働き方改革」に繋がるものと思います。

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