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有罪・無罪? 猛暑日に犬が他人の車で置き去り 窓を割り救ったらどうなる?

暑さが続くこの季節になるとよく目にするのが、「車の中に置き去り」というニュース。乳幼児が熱中症にかかって亡くなることもあるが近年は、啓発活動によりその危険性はかなり周知された。ところで、猛暑日に犬が車中に置き去りになっているところを目撃し、窓を割って救出した場合、罪になるか? 弁護士の竹下正己氏が回答する。

【質問】
 草野球の帰り、車の中に犬が置き去りにされていました。その日は猛暑で車内の犬はグッタリ。一刻も早く助けないと死んでしまうと思い、バットで窓を割ったのですが、20分ほどして戻ってきた車の持ち主は激怒、弁償しろと詰め寄られました。こういう場合でも、弁償しなければいけないのでしょうか。

【回答】
 ある人の身体や財産に故意、または過失で損害を加えれば、本来は不法行為となります。しかしながら、その人による加害行為から自分や他人を守るためのやむを得ない行為である場合は、正当防衛として賠償責任を免れます。

全文を読む NEWS ポストセブン(2016/08/15)

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