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殺処分ゼロの国、ドイツの動物保護施設ティアハイムとは。

コラム

世界の中でも類をみない動物福祉国であるドイツは、殺処分ゼロの国としても知られています。

ドイツはあらゆる法律から、または憲法でも動物愛護を唱えています。
かなり細かく、飼い主への動物の飼い方が法律で定められています。

ペットショップでは犬の販売をしていません。
犬を飼いたい人は、協会に公認されたブリーダーから買うか、ティアハイムで探すのが一般的です。

犬は子供料金で地下鉄にも乗れますし、大半のレストランに連れて行くことも可能なんです。
犬にも市民権があるのですね。

動物保護施設ティアハイムとは

ドイツでは動物愛護精神に則り様々な法律から犬が守られています。
しかし、事故などで飼い主を失った犬や、虐待から保護された犬、捨てられた犬は存在します。

ティアハイムは、動物を保護する施設です。
一般的なシェルター(保護施設)では無いのはティアハイム(動物の家)という名称から分かりますが、
里親が見つからなくても、ここで生涯を全う出来るという事です。
殺処分は、病気や人に危害を与えた等の理由が無い限り、ありません。

また、ティアハイムは政府の援助を受けずに、募金や企業からの支援で成り立っているのも、国を揚げて動物愛護に取り組んでいるのが分かります。
テレビ番組では里親募集の番組まであるそうです。

動物保護法をドイツで制定させたのは、ナチスのヒトラーですから驚きですね。
大虐殺等のイメージがあるヒトラー。動物保護法は、ナチスのプロパガンダでもあったのでしょうが。
犬好きだったヒトラーです。
愛犬ブロディは、ヒトラーの恋人と言われた程、可愛がっていたそうですから、動物保護法も政治目的だけでは無かったかもしれませんね。

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